ヘルペスはどういう症状?その原因は?

唇にできたヘルペスヘルペスは単純ヘルペスウイルスに感染することが原因で、顔や性器、口の中や口の周り、角膜などに水疱ができたり、ただれたりする感染症に属する病気です。
空気感染はしませんが、患部に触れた手を介してうつるので、頬ずりやキス、タオルの共用が原因となって感染することはあります。

感染して治った後も、ウイルスは知覚神経に潜んでいます。
ウイルスは、普段は特に悪さはしませんが、ストレスや疲れなどが原因で免疫力が低下した時に、「待ってました」とばかりに暴れ出して再発します。
人の弱みにつけ込んで攻撃してくる、嫌な奴と言えるでしょう。

単純ヘルペスの抗体は、10歳代で20%弱、30歳代では約50%の人が持っています。
日本人全体では約90%の人が、単純ヘルペスの抗体を持っています。
つまり、ほとんどの人がヘルペスという病気になる可能性があります。

口唇ヘルペスでは、唇の周りや唇に、小さな水疱のようなブツブツができるなどの症状で発症します。
そしてピリピリとした痛みやチクチクとした痛みを伴います。
「細い縫い針で突かれているような痛み」と言う人が多いです。
ただれて潰瘍のようになることもあります。
口唇ヘルペスと気づいていなくても、これらの小さな水疱などの症状は多くの人が経験があるでしょう。

ヘルペス性歯肉口内炎では、発熱や咽頭痛といった症状と共に、口の中や唇の周りに小さな水疱やただれが出来ます。
かなり痛いので、痛みが原因で食事ができないことが大半です。
治ってくると、かさぶたのように黒くなります。

角膜ヘルペスでは、単純ヘルペスが角膜に感染したものです。
涙が出たり、まぶしい、目がコロコロする、見えにくい、目が充血している等の症状が出ます。
実質型と呼ばれるタイプの角膜ヘルペスでは、視力が著しく低下したり、視力低下の回復が困難になることもあるので、早めに受診してきちんと治療することが大切です。

カポジ水痘様発疹症は、アトピー性皮膚炎や湿疹などで、皮膚の免疫力が低下している所に単純ヘルペスウイルスが感染して生じます。
大きめの水疱が集まってさらに大きな水疱となり小さなただれが集まって広範囲にただれるといった症状が出ます。

単純ヘルペスウイルスを完全に死滅させることは、現時点では不可能です。
神経に潜んで、ストレスなどで免疫力が低下した時を狙って暴れ出します。
そのため、再発しやすいことがこの病気の特徴の1つです。

ストレスが引き起こすさまざまな病気とストレス解消法

知覚神経節に潜んでいたウイルスが暴れ出す原因として、真っ先にあげられるのが、ストレスです。
感染した人が後から振り返ると、そう言えばあの頃は色々な問題を抱え込んでいた、という人が多いです。

現代社会は、ストレス社会だと言われています。
学生はイジメられないかと怯え、社会に出ると満員電車での長時間通勤や痴漢問題、ブラック企業問題、長時間労働やサービス残業等と、現代社会はストレスのない日はありません。
また、のしかかる介護や相談する人がいなくて孤軍奮闘する孤独な育児、母親同士のイジメ、仕事と家庭の両立、夫婦の問題、老後の生活の心配など様々です。
現代社会は一昔前とは比べ物にならないくらい、いたるところにストレスが蔓延しています。

ストレスはあらゆる病気の原因となりえます。
ストレスがなければ、どれだけ楽でしょうか。
では、このような現代社会のストレスの上手な解消法には、どのようなことが大切なのでしょうか。
よい解消法はあるのでしょうか。
ストレスを上手に解消している人は、ONとOFFの切り替えが上手です。
自分なりのストレス解消法を持っています。

「これをやっている時は楽しい」という自分なりのストレス解消法を見つけてONとOFFを上手に切り替えることが大切です。
「これをやっている時は楽しい」という趣味の時間が、体や心の充電時間となって、現代社会の色々なイライラやモヤモヤの解消法にも繋がっていきます。
自分なりのストレス解消を見つけることで、病気の予防にもなるでしょう。

現代社会は、何かと世知辛い世の中です。
そんな現代社会に精神的にも肉体的にも疲れてしまった人を狙ってくるのが、単純ヘルペスウイルスです。
私たちは、このような病気とも日々闘って行かなければなりません。
楽しいことを見つけてONとOFFを上手に切り替えることがストレス解消法になるでしょう。
そして、バランスの良い食事や十分な睡眠と休養などが、免疫力の低下を防ぐためには大切です。
これらが、ヘルペスや他の色々な病気を予防することに繋がります。